人前式は完全なるオリジナルウエディングですので形式というものがありません。
演出もアイテムもお二人のアイデアで自由に決めることができます。
他の挙式スタイルでは親御さんと共同で何かをするという場面は少ないですが、
人前式なら親御さんと共に共同演出をする事も可能です。
両家の日としての演出は、
お二人が結婚することによる両家の繋がりを表現することが出来る為
結婚式がより意味深い日になります。
また、ゲストとの一体感を演出することも可能です。
【演出例】
- 挙式入場前にふたりの誕生からの生い立ちをオープニングムービーとして上映
- お互いの生まれた土地のお水を用意し一つの杯に注ぎ合わせる「水合わせの儀」
- お二人で木を鉢に植える記念植樹
- 両家ゲストからリレーされたキャンドルの明かりを、新郎新婦が一つにするキャンドルリレー
- 指輪交換の演出として甥、姪(お子さんがいらっしゃる方はお二人のお子さん)などにリングボーイ、リングガールを依頼
- お二人がそれぞれ自分の親や家族、または大切な方と共に入場
- 両家の親御さんへ結婚誓約書へのサインをお願いする
人前式ですので結婚の宣誓文も自由にアレンジできるというのが特徴。
自分自身の言葉で相手への気持ちを表現することで、お二人らしい式になります。
普段は恥ずかしさから中々言えない感謝の言葉を盛り込んだりする事で
心に残る人前式になります。
【演出例】
- お二人それぞれがお互いに向けた【誓いの3カ条】をゲストに誓う
- 結婚誓約書をふたりで持ち、ゲストへ結婚宣言
- 結婚生活における【ルール】をゲストに披露
- 新郎新婦の結婚宣言の後、誓約書にゲスト代表者が承認の署名をする
ゲストも参加できる結婚式が出来るのも人前式の魅力です。
共同してお二人の門出の大切な儀式を手伝うことは、ゲストにとっても忘れられない思い出になります。
ゲストに手伝ってもらう演出は多くても2つが目安です。
【演出】
- ベルや鈴のような音が出るものを用意しておき、承認のタイミングでゲストに一斉に鳴らしてもらう
- 新郎がゲストから花を集めてひとまとめにし、新婦にあらためてプロポーズをする。ブーケ・ブートニアの儀式
- 木の枝モチーフのイラストにゲスト全員が指でスタンプを押すウエディングツリーサインしてもらって完成させることも可能
- 交換する指輪をリボンに通して、ゲストの手から手に送り新郎新婦に届ける、リングリレー
- 両家ゲストから交換する指輪をリボンに通してゲストからお二人に届けるリングリレー
- お二人をサポートするアッシャーやブライズメイドを親友や兄弟姉妹にお願いし、色の違う砂をゲストに1さじずつ重ねてもらう。
最後にお二人が砂を注ぐサンドセレモニー
入場1つとっても、
- 先に新郎さんがお一人で入場し新婦さんがお父様と入場
- 新郎さんが先に親御さんと一緒に入場→新婦さんが親御さんと入場
- 二人で入場
このパターン以外でも可能なのが人前式。
お二人の気持ちを反映した結婚式が人前式と言えます。